最終二桁達成グレイシア入り構築(S8ダブル 最終最高レート1971)

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#グレイシアで二桁チャレンジ

シーズン6にゆる〜くグレイシア入り構築で最終三桁を達成した後にこのタグを作ってから二か月、シーズン8にて無事最終二桁(53位レート1971)を達成することができました。大した順位ではないですが、記録として構築記事を書いていきたいと思います。


【パーティー

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【個体紹介】

 

グレイシア@こだわりスカーフ ゆきがくれ

臆病 CS252 H4

ふぶき れいとうビーム フリーズドライ こごえるかぜ

 

本構築のメインヒロイン。S6ではインテレオンでダイアイス、ダイアークを打ったあとに吹雪を連打するという使い方をしたが、グラスラゴリランダーの台頭によりインテレオンが使い物にならなくなったためボツに。どうにかならないかと考えたところ、今作のS補正が即時に反映される仕様を活かして最速スカーフで上から凍える風を撃つという活路を見出した(ドヤ顔)。ドラパルト以外のあらゆる環境トップの高速アタッカー達の上をとることができるため、Sを下げてから隣の中速高火力アタッカーで破壊するという流れ。

 

パッチラゴン@いのちのたま はりきり

意地っ張り AS252 D4

でんげきくちばし げきりん 10まんばりき まもる

 

上記高火力中速アタッカーとしてまず真っ先に思い浮かんだのがこのポケモン。はりきりといのちのたまとダイマックスの組み合わせはあまりにも凶悪。技範囲も優秀なため、多くのダイマックスポケモン達を一撃で葬ることが可能。

 

ヒヒダルマ@きあいのタスキ ごりむちゅう

意地っ張り AS252 D4

つららおとし ばかぢから フレアドライブ いわなだれ

 

中速高火力アタッカーその2。ダイマバンギをばかぢからで一撃で葬る瞬間は快感そのもの。構築のコンセプト上スカーフを持たせる必要が無いためタスキに。基本的にはスカーフが警戒されるので意表を付くことのできるタスキは択を制する上でかなり強力であった。裏でダイマックスを切りたいときにグレイシアと初手に並べる。

 

 

ゴリランダー@きせきのたね グラスメイカ

意地っ張り AS252 D4

ウッドハンマー グラススライダー はたきおとす ねこだまし

 

環境トップオブトップのやりすぎポケモン。入れた理由を述べるよりは入れていない理由を述べるべきポケモンなので割愛。

 

ウォーグル@ラムのみ まけんき

陽気 H76 A176 D4 S252

ブレイブバード インファイト シャドークロー まもる

 

上述したポケモン達が威嚇サイクルに弱いため特性まけんきによる威嚇サイクルへの牽制役として採用したが、ガオガエンが多すぎたため結果的に一番選出率が高かった気さえする。ゴリランダーに有利を取れる点も非常に優秀。持ち物のラムのみは初手でガエンとかち合った際にあげてしまった攻撃を嫉妬の炎やけどで取り返そうとする勢力やタスキおよびバコウのみバレルなどに対しても有効であった。シャドークローは諸説。HPは珠適応力ポリゴンZの特化ダイアタック耐え調整。

 

 

アシレーヌ@くろいてっきゅう うるおいボイス

れいせい HC252 B4 (S個体値0)

ハイドロカノン ハイパーボイス ムーンフォース まもる

 

対トリルおよび対セキタンザン専用兵器。環境初期はモロバレルの登場によりブリムオンの価値が上がり前からいたイエッサンブリムオンの初手がより流行すると考えていたため、初手に出して雑にハイパーボイスを撃ちながらトリルを張られたらダイマックスしてキョダイブリムオンの上からダイフェアリーを放つことでキョダイテンバツを完封するためにくろいてっきゅうを持たせた(筆者がキョダイテンバツガチアンチであることはあまりにも有名(ではない))。またこのパーティーにはドラパルトセキタンザンを始めてとしたセキタンザン系の構築を止める術がないため、それに対してシンプルに耐えて殴るという役割も担っていた。

 

【選出】

初手に出てきそうな二体に対するこちらの初手二体(後二体は任意)(決め打ちがあるもののみ)

 

対リザピッピ

初手グレイシアパッチラゴン

凍える風+ダイサンダー→リザードンでほぼ裏目なし。

 

対ポリZピッピ

初手グレイシアヒヒダルマ

凍える風+つらら→ポリZ。相手のSを下げてダメージを稼ぎつつポリZのダイマを枯らして裏のウォーグルで掃除。有利よりと信じたい。

 

対バンドリ

初手ウォーグルヒヒダルマ

択。不利よりの不利。

 

対ドラパタンザン

アシレウォーグル

ダイストリーム(サイドチェンジ読むかは任意)+追い風。五分マッチといったところ。

 

対ドラパテラキ(コバル)

初手グレイシアヒヒダルマ

凍える風+ばかぢから→テラキ(コバル)

不利よりマッチ。ダイマを枯らして裏のウォーグルやパッチラゴンでワンチャン狙う。ちなみにエルフーンコバルオンはほぼ負け。

 

後発ダイマ系統

ウォーグル+何か

ウォーグルがラムを持っているのであくびで流す系のパーティーにはウォーグルの先発ダイマでバフをかけまくることで逃げ切りを狙う。相手が初手にガエンを投げてきてまけんき発動即イージーウィンする展開も少なくなかった。

 

【さいごに】

今回の構築は大会などの短期決戦で重視される「どんな構築に対しても五分以上を取れる構築」というよりはランクマッチ限定の「勝てる構築には勝てるけど勝てない構築には勝てないが、勝てる構築の方が多いので試合数を重れば全体では勝ち越せる」構築を目標とした(というか数字の低いポケモンを使う以上対応力の高い構築を作るのは不可能)ので、無理な構築は本当に無理(エルフーンコバルオンなど)ですが、ランクマッチならこういうのもありだよなぁと思っていただければ幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。質問や感想などあればぜひDM等でお聞かせください♪